ブラジル セルトン農園


セルトン農園はセルトングループの名の由来となった最初の農園です。100年以上の歴史を持ち、カルモデミナスにおけるコーヒー栽培の先駆けです。標高が高く降雨量も多いこの地域の代表的な農園環境です。また優れた牛のブリーダーとしても有名です。
農園主のナザレス=ディアス=ペレイラはマンティキエラ生産者共同体 そしてヒオベルデ生産者共同組合(COCARIVE)の一員でもあり、スペシャルティーコーヒーにおける技術向上などに一役をかっています。
コーヒー収穫時は必ず、土壌菌との接触リスクを避けるために地面に布を敷いて 収穫します。そして同日中にナチュラル方式ならば水を利用した粗選別をしたあと 乾燥、パルプドナチュラル方式ならば粗選別のあと脱果肉しぬめりのついたまま 乾燥させて最終的に機械乾燥にて水分値(10.5%)を仕上げます。専用の木製ストッカーにて30日間寝かせたあと、COCARIVEで輸出玉に 仕上げられます。
なお精選工程では水を使用しますが、全て再利用できるように専用のタンクで自然にやさしいレベルに戻されています。(水質汚染の原因物質の分解) セルトン農園より出荷されるコーヒーは全て品質管理がなされ、消費者の声も取り入れながら翌年の品質向上につなげられています。 その結果、セルトン農園のコーヒーはカップオブエクセレンス最終品評会に5度も選ばれているという実績があります。


■農 園 名 Sertao (セルトン)農園
■生産地域 ブラジル ミナスジェライス州カルモデミナス近郊
■生産標高 平均1200m
■農園面積 105ha
■開花時期 10月〜11月
■収穫時期 5月〜10月
■栽 培 種 アマレロブルボン
■精選方法 パルプドナチュラル式
■乾 燥 場 コンクリート製
■精選工程 手収穫→異物選別→脱果肉→天日乾燥→機械乾燥→
      脱殻→異物選別
■選別工程 異物選別→スクリーン選別→比重選別→電子選別→
      木製サイロ保管


■中煎り
香り ☆☆☆ 酸味 ☆☆☆ 苦味 ☆ コク ☆☆ 後味 ☆☆☆☆